ブラウザは永らくInternet Explorer(IE)がシェアを独占、と言って良い程の状況だった。
IE対Netscapeによるブラウザ戦争、なんて事もあったが話が長くなるので割愛する。
※興味がある方はコチラからご覧ください。
しかし2000年以降、IEに惹けをとらない程魅力的なブラウザが数多く登場している。
そしてこのことによる恩恵、それは時が経つに連れ高機能性と引き換えに動作が重くなるWebサイト(Webアプリケーション)を快適に使えるようになったことだ。
詳しくは下記の記事が分かりやすい。
SaaSに追い風、桁違いに速い次世代Webブラウザたち(@IT)
Webアプリケーションがローカルアプリケーションに比べてもたついて感じられるのには大きく2つの理由がある。1つはネットワーク遅延で応答性が悪いこと。もう1つはコンテンツを動的に扱うJavaScriptエンジンが遅いことだ。
(以下、詳細は記事よりご覧ください)
進化するWebアプリケーションを快適に利用するために、各ブラウザも進化を続けている。
・Firefox
打倒IEの一番手。世界的に普及が進むWebブラウザ。
元々の魅力、それは自分に必要であろう機能がほぼ見つかると言って良い程の拡張機能(アドオン)の豊富さ。
昨年リリースされたFirefox3では更にWebページ表示に大きく影響するJavaScript処理速度を大幅に改善、オフィシャルサイトでは「IE7の10倍のスピード」と謳っている。
IEに次ぐシェアを持つことから、Webサイト側も対応ブラウザとして扱うケースが非常に多い。
アドオンを使わなくとももはや不便と感じないほど完成度が高いブラウザだ。
・Lunascape
ブラウザもさて置き、現在良く利用されるソフトウェアのほとんどは海外発であるが、Lunascapeは日本発のブラウザ。
このブラウザの魅力は3つのレンダリングエンジンに対応したこと。
大げさな表現で言うと、ブラウザ3つ分のWeb閲覧をLunascape1つでできる。
またマウスジェスチャなど標準で搭載する機能も多い。使いこなすまでは敷居が高く感じるかもしれないが、慣れたら非常に便利なブラウザだ。
このブラウザも世界最速レベルのWebページ表示速度が魅力だ。
・Google Chrome
Googleが満を持して(?)昨年9月にリリースしたブラウザ。
前述のFirefoxとはそれまで(今でもたぶんそうだが)協調しながらインターネットの世界で展開を進めていたが、いきなりライバルとして登場。
魅力はやはり起動速度も含めた動作の速さ。インターフェースが特徴的で、好みが分かれるかもしれない。
拡張性は(少なくとも現時点では)あまり無いが、Web閲覧性は今回取り上げるブラウザの中でも秀逸ではないか。
そんな状況の中、IEの開発元であるMicrosoftも次期バージョンの開発を進めており、現在IE8のβ版をリリースしている。
上記3ブラウザ程ではないにせよ、IE7と比較すると約5倍ほど表示速度は改善されているそうだ。
IEの強みはこのブラウザに対応するWebサイトが多いこと。オンラインゲームなどではまだIEのみの対応、というところも多いのはOS標準のブラウザならではだろう。
この他にも有名どころとしてはOpera、Safariなどがある。
現在、ブラウザは群雄割拠の時代を迎えており、今年も各ブラウザが進化したバージョンアップを続けていくだろう。
逐一表れる「Webページ表示速度」については、実際に別々のブラウザで表示してみると分かりやすい。
以下にサンプルを掲載するので、お試しあれ。
・やたらとログインページにFlashを使いすぎなmixiくん
・Webmonkey Stopwatch
今後もおそらくWebアプリケーションは高機能になることで複雑なプログラムで構成されるようになる筈。
ミニノートPCでこのようなWebアプリケーションを快適に使うならば、IE以外のブラウザも試す価値があると思う。
<参考リンク>
・Firefox
・Lunascape
・Google Chrome
・Opera
・Safari
・Internet Explorer 8

